2016年05月25日
観 ~映画『ちはやふる』上の句・下の句~
ようやく映画『ちはやふる』上の句・下の句、観てまいりました!

原作が好きなのはありますが、近江神宮が登場する作品を観ないわけにはいきません!
近ごろ映画館へ足を運ぶ作品は、ほぼ滋賀でロケが行われているものになっています(笑)
で、感想なのですが、うーん・・・
正直なところ、原作を知っているだけに気になるところがいっぱいあって、
純粋に「良かった」とは言えないかんじです。
映画という短い時間で、それぞれの人間模様や過去のエピソード、
登場人物の成長を描くのはかなり難しいことなんだろうとは思いますが、
それにしてもストーリーが変わりすぎているような・・・
もっと大事にしてほしいセリフや場面があるのになー。
重要なシーンがサラッと流されてたり、違う話になってたりして少し悲しかったです。
漫画と映画は別モノなので、比べてしまうこと自体が良くないのかもしれませんし、
初めて観た方は違う感想になるんだと思います。
なので、個人的な一意見としてどうだったか知りたいという方は先にお進みくださいませ。
-----------------------------------------------------
▼気になった点
笑いを誘う部分で、漫画のノリをそのまま持ってきてもやりすぎだったり不自然だったり、
ノリが合わないと笑えないので、逆にツッコんでしまう。
机くん(というあだ名の登場人物)を勧誘するエピソードで、
「頭の良い人」という前提がなく、単に部活に入ってない人っていうだけで誘ってるみたい。
最初は嫌がってた机くんが入部しようと決意する際にすごく良いセリフがあるのに、
それが使われていたかどうかも覚えてないくらいに印象がない。
吹奏楽部が出しゃばりすぎてる気もする・・・
元吹奏楽部員としては取り上げられるのは嬉しいし良いエピソードもあるけど、
「音」が重要なかるたの厄介者みたいな扱われ方は残念。
話の流れも、そんなうまいこといくかいなーってとこや、
そこそういう話ちゃうと思うけどなーと感じるとこがあったり。
個人的に、太一(主要登場人物のひとり)に対する思い入れが強すぎて、
こんな人じゃないのになーというもどかしさでモヤモヤしました。
卑怯なことをするんだけど、してしまうにはそれなりの理由があって、
それを自分で認める強さもある。
ズルい部分もあるけれど、それだけじゃない。
ズルい部分と向き合うのはキツイけど、逃げたくないと決意して努力をし続ける人。
それがなんだか伝わらない!
-----------------------------------------------------
でも、音楽と、音の使い方は良かったと思います!
あとこだわったと言うだけあって、競技シーンの映像は惹きこまれるものがありました。
札の撮り方とか、演出とか、画が美しかったです!!
おおつ光ルくんも不自然なくらい映りこんでました(笑)

※大津西武で開催されていたパネル展示より
これはありがたいし嬉しいことですが!
ちなみに漫画の中でもちょこちょこ登場させてくださってます!
これで応援してくれる人が増えるといいなぁ。
あ、あともちろん近江神宮は聖地としてたくさん出てきます!(主に下の句)
メインの会場となる近江勧学館もですが、
やっぱり朱赤の楼門は象徴的ですし、ぜひ直に見に来てほしいなと思います。
滋賀でのロケリポートは、滋賀ロケーションオフィスのブログで紹介されています。
こちらもぜひご覧ください~。
この映画を観て、良かったと思った方も、イマイチと思った方も、
ぜひ原作を読んでほしいです!
あとできれば小説も!!
かるたの魅力はもちろん、日本文化の素晴らしさも、もっと伝わるはずです。
備考:上の句は大津パルコ、下の句は浜大津アーカスにて観賞しました。

これは浜大津アーカスの映画館からの眺め。
映画館って窓がなくて暗いイメージがありますが、ロビーとは言え、
こんな景色が見られる映画館って実はものすごく良いロケーションですよね!!
施設はそんなに豪華ではありませんが、どうせならこういう場所で観たいなと思います。
▼押してもらえると励みになります♪


原作が好きなのはありますが、近江神宮が登場する作品を観ないわけにはいきません!
近ごろ映画館へ足を運ぶ作品は、ほぼ滋賀でロケが行われているものになっています(笑)
で、感想なのですが、うーん・・・
正直なところ、原作を知っているだけに気になるところがいっぱいあって、
純粋に「良かった」とは言えないかんじです。
映画という短い時間で、それぞれの人間模様や過去のエピソード、
登場人物の成長を描くのはかなり難しいことなんだろうとは思いますが、
それにしてもストーリーが変わりすぎているような・・・
もっと大事にしてほしいセリフや場面があるのになー。
重要なシーンがサラッと流されてたり、違う話になってたりして少し悲しかったです。
漫画と映画は別モノなので、比べてしまうこと自体が良くないのかもしれませんし、
初めて観た方は違う感想になるんだと思います。
なので、個人的な一意見としてどうだったか知りたいという方は先にお進みくださいませ。
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▼気になった点
笑いを誘う部分で、漫画のノリをそのまま持ってきてもやりすぎだったり不自然だったり、
ノリが合わないと笑えないので、逆にツッコんでしまう。
机くん(というあだ名の登場人物)を勧誘するエピソードで、
「頭の良い人」という前提がなく、単に部活に入ってない人っていうだけで誘ってるみたい。
最初は嫌がってた机くんが入部しようと決意する際にすごく良いセリフがあるのに、
それが使われていたかどうかも覚えてないくらいに印象がない。
吹奏楽部が出しゃばりすぎてる気もする・・・
元吹奏楽部員としては取り上げられるのは嬉しいし良いエピソードもあるけど、
「音」が重要なかるたの厄介者みたいな扱われ方は残念。
話の流れも、そんなうまいこといくかいなーってとこや、
そこそういう話ちゃうと思うけどなーと感じるとこがあったり。
個人的に、太一(主要登場人物のひとり)に対する思い入れが強すぎて、
こんな人じゃないのになーというもどかしさでモヤモヤしました。
卑怯なことをするんだけど、してしまうにはそれなりの理由があって、
それを自分で認める強さもある。
ズルい部分もあるけれど、それだけじゃない。
ズルい部分と向き合うのはキツイけど、逃げたくないと決意して努力をし続ける人。
それがなんだか伝わらない!
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でも、音楽と、音の使い方は良かったと思います!
あとこだわったと言うだけあって、競技シーンの映像は惹きこまれるものがありました。
札の撮り方とか、演出とか、画が美しかったです!!
おおつ光ルくんも不自然なくらい映りこんでました(笑)
※大津西武で開催されていたパネル展示より
これはありがたいし嬉しいことですが!
ちなみに漫画の中でもちょこちょこ登場させてくださってます!
これで応援してくれる人が増えるといいなぁ。
あ、あともちろん近江神宮は聖地としてたくさん出てきます!(主に下の句)
メインの会場となる近江勧学館もですが、
やっぱり朱赤の楼門は象徴的ですし、ぜひ直に見に来てほしいなと思います。
滋賀でのロケリポートは、滋賀ロケーションオフィスのブログで紹介されています。
こちらもぜひご覧ください~。
この映画を観て、良かったと思った方も、イマイチと思った方も、
ぜひ原作を読んでほしいです!
あとできれば小説も!!
かるたの魅力はもちろん、日本文化の素晴らしさも、もっと伝わるはずです。
備考:上の句は大津パルコ、下の句は浜大津アーカスにて観賞しました。
これは浜大津アーカスの映画館からの眺め。
映画館って窓がなくて暗いイメージがありますが、ロビーとは言え、
こんな景色が見られる映画館って実はものすごく良いロケーションですよね!!
施設はそんなに豪華ではありませんが、どうせならこういう場所で観たいなと思います。
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Posted by mocchi_ie at 22:22│Comments(0)
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