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Posted by 滋賀咲くブログ at

2020年12月27日

整 ~ゴミ清掃員芸人さんの本~

世界が変わり果てた2020年も終わりが近づいてきましたね。

今年はステイホームで断捨離をされた方も多かったと思います。
その中で、不要なモノもたくさん出てきたことでしょう。

「不要と判断したモノを、どうやって家の外に出すか。」

それは私の長年の悩みでもあります。
すぐになくしてしまいたい!という方は、たとえまだ使えるものであっても全部ゴミの日に出してしまうのでしょう。

私はそれができない性分なのです。

自分はもう使わないけど、まだまだ使えるもの、新品のものだってある。それをみんなゴミにしてしまうのは忍びない。そんな人は、私以外にも多いのではないでしょうか。

その「もったいない」精神は決して悪いことではないと思います。
みんながみんな、買っては捨てていたら、世界はあっという間にゴミで埋め尽くされてしまいます。


そんなゴミについて考えようと、最近読んだこの本たち。
『ゴミ清掃員の日常』

『このゴミは収集できません』

著者はいずれもゴミ清掃員芸人の滝沢秀一さん(※ツイッターへのリンク)。
たまにテレビでもゴミの話をされているので、ご存じの方もいらっしゃるのでは?
滝沢さんは、芸人をしながらゴミ清掃員の仕事をされているのです。(と言っても清掃員が本業のようになっているそうですが・・・)

この本を読むまで、清掃員さんの存在を意識していなかったことに気づかされました。
また、ゴミの埋め立て地があと20年くらいしか持たないこと、日本のフードロスは世界中の食糧支援量を軽く上回っていることなど、知らなかった衝撃の事実を知ることができました。

ゴミの捨て方に悩んではきたものの、清掃員さんへの配慮を考えることで判断しやすくなる部分もあります。
自治体によって収集の基準は違うので、一概にこの内容に沿えば良いというわけではもちろんありませんが、参考にはなりました。(判断に迷う場合は、自治体のコールセンター等に問い合わせると良いです。)

コロナ禍でのゴミ収集の苦労や注意点などが記載されている本もあります。
この状況下で私たちの日常生活を支えてくださった職業の一つですよね。ありがたいです。



前回も少し触れましたが、今年はフリマサイトを始めたこともあり、およそ1年の間で100個以上のものを家から出すことができました。

見ず知らずの人とはいえ、貰い手がなければゴミにするしかなかったモノを、必要としてくれる、使ってくれる人の元へ届けられるのは嬉しいことです。心温まるやり取りができる場合もありますし、家で眠らせておかずに譲って良かったなぁと思えます。

知り合いに譲れれば一番良いのですが、貰ってくれそうな人にも限りがありますし、気を遣い合う可能性もあります。

ただメルカリの難点は、不用品を販売した売り上げで新しいモノを買ってしまうところでしょうか…
まぁ、10個売って1個買うくらいの割合で、しかも必要なモノを手に入れている(はず)なので良しとしましょう!


2021年は、まずモノを増やさないこと。
そして身の回りのモノをさらに減らして、スッキリした暮らしに近づきたいと思います。

でも一番は健康に生きていられることが何より大切なことですよね。
みなさまも健康に気をつけて、どうぞ良い年をお迎えください。




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2020年11月13日

整 ~不用品を家の外に出す手段~

季節はすっかり秋ですね。
どんぐり


少しご無沙汰しておりました。
先月、わが家の大事なご長寿猫が亡くなり、初めて猫のいない暮らしを経験しております。
癒しの存在がいなくなってまだしょぼくれ中なのですが、忘れるわけではなく、大切な思い出を偲びながら心の整理をつけていこうと思います。


さて、整理と言えばそろそろ年末の気配が近づいてきましたね。
xChangeが開催できないこの状況の中で、“捨てる”、“あげる”以外で不用品を家の外に出す方法。それが今の私の中ではフリマサイトなのです。
それも衣類や服飾雑貨のみに限らず、必要としてくれる人がいれば様々なものが売買可能だというのも活用の幅が広がります。

以前なら古本屋さんに持ち込んでいたCDやゲームソフト、漫画、雑誌、本なども売れやすい商品ですし、自分で値付けできるので、リサイクルショップで買い取ってもらうよりも高く売ることができます。
他にもおもちゃ、食器、電化製品、文房具、キーホルダー、アクセサリー、アーティストグッズなど、ジャンルを問わずに出品できるのもありがたいです。試しに出してみたらこんなものまで売れるのか!と驚くこともありますし、値段を下げてもなかなか売れないことももちろんあります。タイミングと運にもよるかと思います。

こんなものが売れました。
売れたモノ1
売れたモノ2
売れたモノ3

20年ほど前のゲームソフトや雑誌、空のビデオテープケース、使っていたキーホルダーや使いかけの生地、使ってないけど綺麗ではないお香やアロマ、アルバムセットや中古のフォトフレームセットなどなど。

ポイントは、わかりやすい写真と説明文
傷みや難点があっても、それを正直に記載すれば問題ありません。
需要と供給で成り立っているので、お互いがその品物の状態と価格に納得さえしていれば取り引きが成立するのです。


ただ、まとめ買いや値段交渉などのやり取りも発生するので、面倒だと感じられる方には向かないかもしれません。
他にも送料の確認や梱包、発送まですべてを自分で行うので手間はかかりますが、いろいろ勉強にもなります。

とは言え、悪質な出品者や犯罪紛いの行為もニュース等で取り上げられているので、不信感を持たれている方もいらっしゃるかと思います。私も実際に始める前はそうでした。
私は今まで100件ほどの取り引きを経験しましたが、購入する側で不親切な出品者にあったことはありません。
これは購入を決める際、値段や商品の状態だけでなく、商品ページの記載内容や、その出品者がどのような評価を受けているか、どのようなやりとりをしているかを確認して、信頼できるかどうかを自分なりに判断しているからというのもあります。(感覚的に判断することもありますが)
※注意点についてはこちらの投稿もご参照ください。

出品する側でも嫌な思いをしたのは2、3度くらいです。
それもメッセージのやり取りをきちんとしてもらえなかったことが少し不快だったというだけで、普通のネットショップであればそういうものなのかもしれません。


なんにせよ、自分が不要だと思うものを、誰か必要としてくれる人の元へ届けられるというのは素敵なことだと思います。
安かったから、譲り先を探すの面倒だからと、何でもすぐに捨てればいいという感覚は、そろそろ変えていきたいものですね。

こちらの本を読んで、ますますそう思いました。
『ゴミ清掃員の日常』




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2020年10月22日

整 ~クロッキー帳の処分~

整理を学んでおよそ10年。
これまでちまちまと整理を進めてきましたが、ついに着手したのがメモ帳類
過去に使っていたメモ帳たち

私が大学2年の頃からいろんなことを書き留めてきたノートたちです。
1冊目の1ページ目

種類かのメモ帳がありますが、一番よく使っているのがクロッキー帳です。
A6サイズくらいで、裏がうっすらと透ける薄手の紙が特徴。

使い始めたのはたまたま大学の生協で売っていたからで、程よい大きさと軽さが気に入ってずーっとリピートしています。
元々は、大学で学んでいた設計やデザインの授業や課題に関するメモとして使っていました。
クロッキー帳の中身1
クロッキー帳の中身2
クロッキー帳の中身3
(授業と関係ないメモもありますが・・・)


それが、プライベートのメモや展覧会のメモ、日々気づいたことや思いついたアイディアなどを、脈絡なく書いていく内にどんどん進化していったものなのです。
クロッキー帳の中身4

大学を卒業してもその習慣は続き、今では15冊以上になりました。


みなさんはメモ帳や手帳などをすぐに処分されるでしょうか。
私は残してしまいがちです。
自分が過去に努力したこと、がんばったことがこの中に詰まっている気がしてなかなか処分できなかったのです。

しかし増え続けるモノに対して改めて考え直すようになり、学生時代や古いものは手離すことに決めました。
それでも思い入れのあるページは写真を撮ったり、残したい部分は切り取ったりして、後で「捨てなきゃ良かった!」とならないように。
一度そういう思いをしてしまうと、後々”捨てる“という行為自体にためらいが生まれてしまうので、面倒になって何でもかんでも捨ててしまえ!となるのは危険なのです。


さて、捨てることを決めたは良いものの、次のハードルは捨て方
このメモ帳たち、紙を留めてあるリングは金属の針金です。
燃やせるゴミと燃やせないゴミ。多少の金属なら良いのですが、これをまとめて燃やせるゴミにするのは良くない・・・。でもこの数のリングを外すのは面倒やなぁ、と思う心を叱咤して、簡単に外す方法はないかネットで検索してみました。

すると、リング外しなるものが100円均一などで販売されていることが判明。
しかし買いに行くのもひと手間。

うーん、何かで代用できないだろうか。
そこでパッと目に留まった油性ペンの細い方をリングに通してみると、なんといい感じにぴったり!
リングの外し方1

テコの原理を使ってグイッと押してみると、簡単に外れました!
リングの外し方2

このダブルリング仕様ならこれでいけることがわかったので、調子よく外すことができました。
リングの外し方3

これで輪っかになっている方を抜くようにしてくるりと回せば終了です!
外したリングたち



問題はこちらのタイプ。
(たまに違うタイプのクロッキー帳やノートを使っていたのです。)

別タイプのクロッキー帳1

一本の針金がくるくると捩じれながら穴に通っています。
別タイプのクロッキー帳2
別タイプのクロッキー帳3

これは地道に回して取っていくしかありません。
幸い、このタイプは少量だったので地道にくるくる・・・
なんとかすべて取り外せました!


ノートの中身は、個人情報などの部分は取り除いてシュレッダー等で細かくして燃やせるゴミへ。
問題のない部分は紙ゴミ。
金属は燃やせないゴミへ。
分別が多くなりますが、ここは慣れるしかありません

ちなみに表紙と裏表紙は、使っている期間に手元に来たマスキングテープやシール(友人からの贈り物に貼られていたり、購入した物に付いていたり、かわいくて捨てるには忍びないもの)をランダムに貼るようにしています。
クロッキー帳の表紙たち

捨てられないけど行き場もないというシール達を活かせる場にもなり、その当時の思い出にもなって一石二鳥なのです。
しかしシールは紙ではないので、シールが貼られた表紙は燃やせるゴミへ。
(上記の写真のものはまだ残しておきたい子たちなので実際は捨てませんが・・・)


「過去は振り返らない」、なんて言う人は潔くて憧れもしますが、私はそういうタイプにはなれそうもありません。
過去の記録や思い出を大切にすることは、決して悪いことではないと私は思っています。
しかし絶対に大切でずっと残しておきたいと思っていたモノでも、何年後、何十年後に見返してみると、そう大したことでもなかったりします。

大事なのは、思い出の見直しと更新です。
定期的に自分の目で確かめて、本当に必要があるのかを確認してみると良いですね。




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2020年10月05日

整 ~欠けたカップを手放す~

すっかり涼やかな気候になり、秋めいてきましたね。
でも過ごしやすい季節は一瞬で、あっという間に冬になってしまうので、この貴重な時期を楽しみたいです。



さて、毎日使うマグカップや湯のみ。
使う頻度が高いものは、洗う頻度も高いわけで自然と傷む確率も上がります。

私が気に入って使っていた器も洗う際にぶつけてしまい、飲み口が少し欠けているものがありました。
欠けたカップ1

欠けたカップ2

欠けたカップ3

欠けたカップ4

それでも使いやすくて気に入っていたことや、贈り物でいただいたものということもあり、そのまま気をつけながら使い続けてたのです。

しかしつい最近、テレビ番組で風水の方が「欠けたカップを使っていると運気が下がる」と言っていたのを聞いてハッとしました。
なんとなくそんな気はしていたものの、日々の中で大事ではないと流してしまっていたことに気づき、このままではいけない!と思い立ちました。

実は買ったまま使っていなかった新品のカップがあったので、これを使い始める良い機会と思い、欠けたカップとはさよならすることを決断。
今までありがとう、とお礼を伝えて新聞紙に包みました。


まず新しい器を使えたことでひとつ良いことはありましたので、すでに運気は上昇傾向にあるように思います。
寿命を越えたモノや役目を終えたモノ、ご縁がなくなったモノを手離すことで、きっと良い気が舞い込んできます。




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2020年05月22日

整 ~フリマサイトで気をつけること~

不要品を家から出すのにフリマサイトを活用しているとご紹介しました。
私にとってはメリットのある場所ですが、トラブルや悪質な販売があることも事実です。

購入者側は誰から買うか選べますが、出品者側としては購入してくださる方を選ぶことができません。
嫌な感じだなぁと思っても、お金を支払って最低限の手順を踏んでいれば、購入を断ることは原則としてできないのです。


そこで、自分が購入する際に気をつけていることがあります。
私の中での再確認の意味も込めて記載しますので、もしご参考になれば幸いです。


【こういう人からは買わない】

 ・商品の写真が1枚しかない
 ・写真がわかりづらい
 ・1枚目の写真が他サイトから転用したものである
 ・出品者が撮影した現物の写真がない
 ・出品者が自分で記入した説明文がない
 ・商品の状態についての記載がない
 ・説明文に誠意が感じられない
 ・定価より高く売っている
 ・業者っぽい人、転売してるっぽい

  (同じ商品を大量に出品している、定価より高く売っているなど、明らかに個人の不要品販売ではない※ハンドメイド作家さんの商品は除く)
 ・テキスタイルブランドの布を使ったハンドメイド作品を販売している(本来ダメな行為)
 ・過去に嫌な思いをしたのか、高圧的な記載がある

あとは自分の感覚と勘になってしまいますが、嫌な感じ、変な感じの人からは買わないようにしています。
出品者の評価や購入者とのコメントのやり取りなども参考になります。


加えてもうひとつ。
 ・マスクは買わない

このご時世ですので手づくりマスクが多数出品されていますが、マスクは手持ちの布でどうにかできるので、混乱に乗じて儲けようというような悪意が伝わってくる人からは絶対に買いたくありません。
(既製品のマスクや消毒液や医療品等の販売はサイトで禁じられました。)


自分が出品者側になるときも、上記の一覧に当てはまらないように気をつけています。
(廃盤のCDは希少価値のあるものとして定価より高く売ったことがありますが…)

この他に気をつけていること。
 ・嘘をつかない
 ・デメリットをちゃんと書く

実際の状態を偽って販売したとしても、購入者に届いた時点で分かってしまいますし、トラブルになるだけです。
お互いに商品の状態と価格をきちんと納得した上で取り引きが成立してこそのシステムです。


自分にっとては不要で眠らせていたものを、欲しいと思っていた方の元へ届けて喜んでもらえる。
これは整理収納の観点から見てもとても良いシステムだと思います。
悪用する人がいるから悪い印象を持たれてしまいます(私も始めるまでは悪印象でした)が、やってみると悪い人ばかりでは全然ありません。
むしろ見ず知らずの人とのやり取りで心温まることが何度もありました。


ひとつご紹介しますと、私が出品していたキャラクターの陶器の置物(貰いもので10年以上しまいこんでいました。)をご購入された方がいらっしゃいました。
プーさんの陶器の置物

同じものを持っていて随分前に失くしてしまったそうで、その子と私が出品していた子の表情がそっくりだとのことでご購入くださったのです。
失くしてしまったものは戻っては来ないけれど、そのおかげで私とのご縁ができたとのお言葉をいただき、こちらも心があったかくなりました。
そんなエピソードを聞いていたこともあり、陶器なので発送時はとても気をつけました。
緩衝剤とダンボールで厳重に梱包したものの、届くまではかなり心配でしたが、無事に届いたようで本当に良かったです。
頼まれてもいないのに、同じキャラクターのミニタオルまで勝手にオマケに付けてしまいました(笑)


そんな風に、もう見つからないと思っていたものと出会える可能性があるのも良いところなのです。
ある人にしてみれば不要で捨ててしまうようなものでも、ある人にとっては大事なものかもしれない。そう思うと、捨てた方が楽なのはわかっていても、なんでもかんでも捨てることができないのです。

これからも誠意を持ってお届けしたいと思います。




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