2016年04月06日

和 ~和の色と配色~

子どもの頃、念願だった36色入りの色鉛筆。
色鉛筆

色とりどりのえんぴつが並んでいるのを見るだけで幸せでした♪
もちろん今でも現役です!



日本の文化で素敵やなと思うものの中に、「色彩感覚」があります。

色の名前がまた風情があって素敵なんです!



最初にそれに出会ったのは色彩検定のテキストでした。
色彩検定のテキスト



試験問題の中に色名を答えるものがあって、
そこで和の色名がこんなにも多様だということを知りました。
和の色名1

和の色名2

その頃から変わらず好きなのが「萌黄(もえぎ)色」と「鴇(とき)色」。

ん?
テキストでは「萌葱色」ですね・・・
同じようでいて、一字が違うだけで実は違う色だったりと、
さすがの細やかさです。



数年前に購入したこちらの本。
「和の配色見本ハンドブック」
デザインの参考になる本を探していて、
和に限定したわけではありませんが、やっぱり惹かれてしまいました。

萌黄色のページ
萌黄色を初めとした緑系統の色は落ち着きます。


さらにこんな本も。
「和の配色事典」


やっぱり萌黄色に付箋。
萌黄色のページ

色の組み合わせを見てるだけでも楽しいのです。



こんなにも豊かな色名をつけられる日本人の感性ってすごいなぁと感心してしまいます。



興味のある方はこちらのサイトがオススメです。
【和色大辞典】▼
http://www.colordic.org/w/

WEBデザインの勉強をしていた頃、
メインカラー、サブカラー、アクセントカラーと
色を決める時はいつもこのサイトにお世話になっていました。
(和の色以外にも、洋の色、原色など、たくさんの色が見られます)



何かをデザインするとき、配色を考えるのが個人的に楽しい工程です。

誰しも好きな色というのはあると思いますが、その色単体というより、
「この色とこの色の組み合わせに惹かれる」ということがあります。
単体で見るときよりも惹かれる度合いが段違いです。

日本建築と木々

町家カフェの外観と葉っぱ

基本的に茶色が好きなので、茶色と黄緑、茶色と水色、茶色と橙なんかは大体好きです。
木の幹と葉っぱの色、土と空の色、建築物の柱と畳の色。
そこいらで見かける配色だからかもしれません。



和 ~和の色と配色~

あ、食べ物も良い色ですよね(笑)
あんこも小豆色=茶色のようなもの。
淡い桃色や抹茶色ともよく合います♪



私の場合、あまりたくさんの色を使うと上手くまとめられないので、色数は極力少なめに。
なので、普段のコーディネートも地味になりがちですが・・・

普段、眺めている風景の中でも、好きな配色に出会うと心が躍ります♪




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