◎ ~「何もない」「何もしない」贅沢~

mocchi_ie

2015年04月25日 10:23


いつもびわ湖を絶賛しておりますが、その理由をちょっと分析してみました。


いろんなモノや娯楽が溢れている中で、
この特に「何もない」空間で、特に「何もしない」という過ごし方は、
実はものすごく贅沢なことなのではないでしょうか。



戦後、何もない状態を知っている親世代とは違い、
私たちの世代はモノがあることが当たり前です。
むしろ多すぎて、豊かどころか窮屈に感じることもあります。

不要なモノ、愛着のないモノが「何もない」ことほど楽なことはありません。
この辺りは整理の分野になりそうなので割愛しますが。



観光の仕事をしていた頃、大津には実はたくさんの観光資源があることを知って、
自分ももっと知りたいし、もっと知ってもらいたいと思っていました。
でも、実際「何があるの?」と聞かれたときに「絶対コレ!」と言えるものがありませんでした。

彦根なら決まって「彦根城」。長浜なら「黒壁スクエア」。

ですが大津はありすぎるんです。
比叡山延暦寺、日吉大社、浮御堂、近江神宮、三井寺、天孫神社、義仲寺、
石山寺、建部大社、岩間寺、立木観音、比良山、びわ湖バレイ、おごと温泉、琵琶湖疏水・・・

小さな史跡や名所はまだまだあります。
歴史や社寺が好きな方にとってはまさに宝庫です。



でも、こんな観光名所に行ってくださいと言うよりも、
びわ湖岸に行って何もしないでぼんやりしてください」と言った方がいいのかもしれません。

実際に私はそれが好きですし。


私のオススメはなぎさのテラスや浜大津。
ここからの眺めが好きなのは、びわ湖の向こう側に山々が見えるからだと思います。
山とびわ湖の距離が近い湖西も素敵ですが、
湖西に行くよりも、山のある湖西を眺める方が好きなようです。


ぜひ、自然以外「何もない」場所で、「何もしない」贅沢を味わいにお越しくださいませ♪





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