和 ~不思議な門松~

mocchi_ie

2014年01月19日 20:00

そろそろお正月気分も抜けてきた頃でしょうか。
そんな中、まだお正月の話題を。

新年になり、京都や滋賀で、私は不思議な門松をいくつか見かけました。
今までまったく意識したことがなかったのですが、初詣に行った石山寺の各お堂の前で、このように根っこのついた松が飾られていました。







位置としては、なんとなく門松なのですが、門松と言えば竹がメインのこんなイメージがありますよね。

こちらは山門前なのでかなーり立派ですが。


その日は、「お寺は少し風習が民間と違うのかな~」と思っていましたが、京都の街中を歩いているときによくよく見ると、お寺以外にもこういった松を飾っているところがありました!


老舗の漬物屋さんや、飲食店の前、そして街中にある小さなお寺の門前でも見かけました。


根引松(ねびきのまつ)」というそうで、京都では町家なんかで一般的に用いられているお正月の飾りだそうです。
根が付くようにというような意味もあるようです。

他にも、根っこはついていないけれど、まっすぐシュッとした松の飾りも見かけましたし、意識してみるといろんな飾りがあるんだなと思いました。


日本の、また古い都の独特の文化はおもしろいものですね。
そういった精神も、日本の好きなところだなぁと思います。

根引松について、何か情報を知ってる方はコメントくださいね~。




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