季:暦 ~【水無月】~
ブログ一周年ということで、今年は月替わりのタイミングで
暦のことをお伝えしようと思います。
って、これは友人がブログでやっていたことを真似てるんですが。。。
『美人の日本語』 山下景子 (幻冬舎)
という書籍がありまして、366日分の日本語と、それにまつわるあこれが記されている本です。
ご興味がありましたご一読くださいね。
これがお気に入りなもので、こちらの内容から少し紹介させてもらおうと思います。
ご存じの方も多いかと思いますが、各月には日本独特の異名がありまして、
六月は
“水無月(みなづき)”と言います。
六月末に無病息災を願って食べる、同じ名前の和菓子もありますね。
語源は諸説ありますが、
旧暦の六月は夏真っ盛りだったことから、
“水も枯れ尽きる”という意味で水無月になったというのが、
一番わかりやすいでしょうか。
異称も多いそうで、涼暮月
(すずくれづき)、蝉羽月
(せみのはづき)、鳴神月
(なるかみづき)、
松風月
(まつかぜづき)、夏越月
(なごしのつき)、葵月
(あおいづき)、常夏月
(とこなつづき)、
そして、風待月
(かぜまちづき)…
少し蒸し暑くなってくると、少しの風も待ち遠しくなりますね。
『美人の日本語』の中でも書かれていますが、どれも本当に美しい呼び名です。
ここまで情景豊かに表現できる、その感性は素晴らしいなと思います。
自分だったらどう名前をつけるだろうか、と想像してみるのもおもしろいかも。
六月はこれからなので、過ぎた五月を振り返ってみると…?
あたたかい春の陽や爽やかな風が本当にここちよい季節。
新緑の葉っぱが芽吹き始め、あちこち緑でもりもりしています。
緑好きにはたまらない季節です。
“葉盛月(はもりづき) ”
なんて、どうでしょう?
葉っぱがモリモリって、そのまんまですが(笑)
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