季:暦 ~【如月】~

mocchi_ie

2014年02月01日 00:01

一年で一番寒いという“大寒”を過ぎ、雪が降り積もる日もあり、寒さの厳しい季節になりましたね。


二月の異称は“如月(きさらぎ)”





今回もまた『美人の日本語』 山下景子 (幻冬舎)からご紹介します。


諸説ありますが、寒さが厳しいので衣をさらに重ねて着る「衣更着」という意味だという説。
現代だと、もっとも寒い月ですから、これが当てはまりますね。

旧暦二月は、今では三月半ばから。桜が咲く季節だったのですね。
そう思うと、陽気が発達してくるから「気更来」、草木の芽が張り出すという意味の「木草張月(きくさはりづき)」が変化したもの、などの説が正しいのかもしれません。

漢字は、中国の古い書物に「二月を如となす」という記述があるからだそうです。




寒くて衣を重ねる時期でもあり、春の陽気をや芽吹きを感じ始める時期でもあります。

と、いうわけで、

花待月(はなまちづき)

としてみました。


梅がそろそろ咲くのかな?と、花の咲く季節を待ち望む月というかんじでしょうか。

春が大好きな私にとっては、早く過ぎてほしいと思ってしまいがちですが、楽しいことを待つというのも、また心躍るものですよね。
春の訪れを楽しみに、待ち望みましょう♪




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